2010-08-03 第175回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
この三億円の出所というのが、いわば、外務省にあります報償費、外務省機密費の官邸上納分ではないのかという問題であります。 もともと、この三億円という金額自身も大変大きいものですが、官房長官取り扱いの官房機密費というのは年間十二億円であります。大体、歴代見ても、ほとんど使い切っているわけですけれども。
この三億円の出所というのが、いわば、外務省にあります報償費、外務省機密費の官邸上納分ではないのかという問題であります。 もともと、この三億円という金額自身も大変大きいものですが、官房長官取り扱いの官房機密費というのは年間十二億円であります。大体、歴代見ても、ほとんど使い切っているわけですけれども。
きょうは、外務省機密費上納問題、また官房機密費の使途の問題について質問をいたします。 外務省報償費、いわゆる外務省機密費の上納問題についてですが、これは質問主意書への政府の答弁書の中で、「これまでの経緯等を改めて確認したところ、かつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことが」「外務省において判明した。」と述べているわけであります。
我が党は、九〇年に寺前衆議院議員が、外務省報償費が内閣官房報償費として使われているのではないかと追及して以来、この外務省機密費上納問題を取り上げてまいりました。 特に、二〇〇一年二月の予算委員会で志位委員長が、外務省から内閣官房への上納を裏づける文書を示して追及をいたしました。
鳩山内閣には外務省機密費上納問題の徹底した真相解明を行う姿勢がないということがうかがえるわけですし、徹底調査を強く要求します。 その上で伺うのが、この上納問題というのは、外務省の機密費を内閣官房が使用したという問題であります。答弁書では、先ほど岡田大臣がお答えになりましたように、「かつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことがあったことが外務省において判明した。」
やはり通報してもらうことによって、ムネオハウスの問題にしても、官房機密費の問題にしても、外務省機密費問題にしても、それは、国民の税が使われるということは、国民の財産が侵害されているものがあるからなんですよ。だから、そこを全部明らかにするということが、これはまさに国民の利益につながることであり、その告発をする人が守られてこそ事実が明らかになってくるんです。
さかのぼれば、ムネオハウスや外務省機密費流用事件、さらには薬害エイズなどでの監督官庁の不正は、その隠ぺい体質が被害拡大の原因でした。公益通報である内部告発によって解決に向かったもの、また、公益通報がなされていれば改善の可能性があったもの、こういった事例が相次ぎ、国民からの強い要望を背景に、我々民主党が一昨年の五月に公益開示法を既に参議院に提出し、本格的な議論がスタートしました。
それで、私は、こういう報道が流されるということは、この週刊誌の方では、予算では取れないので官房機密費、外務省機密費等から出たということも書いていますけれども、出所は別としまして、日本外交というのは戦前はこういうことをやったんですね。
外務省改革の全文を読んだわけではございませんので、どこかに書かれているのかなと思いますが、私が見る限りは出てまいりませんので、今、外務省機密費の扱いはどういうルールをお決めになったのか。 そして、これは田中真紀子前大臣も手がつけられなかった代物でございます。
当時の新聞記事をちょっとひもといてみたんですけれども、その中でも、ずさんな経理処理を許した外務省、機密費のチェック機能を喪失していた内閣官房、また判決も不十分な審査体制が犯行を助長したというふうに新聞でも指摘されております。 私は、その後のこの問題についての対応について、確認を含めて若干質問をさせていただきたいと思います。
いわゆる外務省機密費のことにつきまして奇妙な報道がなされたのを記憶されているかどうかわかりませんが、実は、この報道がありまして、翌日の五日、外務省にその内部文書の資料提供を求めたわけでございますが、内部の運営に関する文書なので提出はできませんと、また拒否の回答がございました。 これは何で提出できないのか。これは理由にならない。現実に存在しているというふうに思います。
左藤 章君 細野 豪志君 長妻 昭君 丸谷 佳織君 赤羽 一嘉君 同日 辞任 補欠選任 小西 理君 今村 雅弘君 左藤 章君 丹羽 雄哉君 佐藤 勉君 小坂 憲次君 長妻 昭君 細野 豪志君 赤羽 一嘉君 丸谷 佳織君 ————————————— 三月二十五日 外務省機密費疑惑
去る三月十二日、一連の外務省不祥事の発端となりました外務省機密費詐欺事件、いわゆる松尾事件について、東京地裁で判決が出されました。松尾克俊元外務省要人外国訪問支援室長に懲役七年六カ月の実刑が言い渡されました。
また、外務省機密費、在外公館での不明朗な会計の多くを許した検査体制の脆弱性に対する批判は大変大きなものがあります。 今、多くの国民が、会計検査院には存在感がないと感じております。
実際に外務省機密費が内閣官房から払われるその経費の中に入っていたということは、今もお認めになったとおりでございます。 この資料二をごらんになってください。二十五ページに、外務省の松尾元室長の事件に関して「松尾元室長が関与したと思われる総理外国訪問の全てについて損害額を確認し債権保全措置を講ずるまでには至っていない。」と書いてあるんです。どういうことですか。
ところが現状では、官房のライン、会計課とかそういうところで、うちが足りない、ちょっとくれというベースで使っているからむだに使われるわけでありまして、外務省機密費改革のポイントは、本当に情報関係を扱う部局がきちっと前後チェックできるようにしさえすれば、そこに記録が保存されさえすれば、例えば外務省五十五億六千万円程度の機密費のうち二十億円も毎年毎年官邸に上納されていると言われておりまして、先ほどの質問でも
これは、外務省機密費は適正に使用されております、簡潔に言うとそういうことなんですね。それから人事異動があったかもしれませんけれども、田中外務大臣は今でも、外務省機密費は一〇〇%、この文書どおり、適正に使用されておったと信じておられるのでしょうか。また、信じておられるんだったら、外務省の幹部はなぜそのようなお金を集めて、どこへ向かって弁済しようとしているんでしょうか。
○川橋幸子君 来年度予算については減額を含めて検討なさるということでございまして、これから官房機密費についても、また外務省機密費についても、そのあり方について抜本的に考えていただけるということでございます。
ロジ室の……(木下委員「外務省機密費」と呼ぶ)ロジ室のあれでございますか。(木下委員「はい。ロジ室の」と呼ぶ) この文書自身が大臣の決裁を得ていなかったという点でございますか。
ですから、当然のこととして、外務省機密費の問題も大変大事ですし、外務大臣が今担当されていること、今やっておられることからすれば、これをきちんと真相を究明するということは私は大変大事だというふうに思います。
外務省機密費をこの辺に使えば余りだれも文句を言わないんじゃないかというふうに思いまして、この海外青年協力隊あたりの増強を御提案させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
でも、私は、これは外務省機密費から官房機密費への上納がなければこんな額にはならないと思うんです、差額をずっと一つ一つ足していくと。これは簡単な足し算なんです。 外務大臣、上納はなかったということを言い切れますか。 外務大臣は、この外務省機密費に思いっ切り切り込んでいくんだ、情報公開するんだ、そういう決意を持って外務大臣になられたはずです。そして、その後、官僚とのいろいろなものがあった。
ことしになって、外務省機密費事件に関連してインタビューを新聞など数社から受け、そのころ、新聞、雑誌に出ていることなどを取りまぜて話をしたように思っております。何か、さも自分が経験したように言ったつもりで錯覚に陥ってしまいまして、ああいうことを言ってしまったのかなと思って、今は深く反省しておるところであります。
さらに、四月二十六日、財務大臣に就任されたときの記者会見、あなたは、外務省機密費を首相官邸の外交要件として使ったことがあるかもしれない、一カ月前ですよ、まだ。四月二十六日も言っているんです。 一月、二月二回、四月、ずっと答えているじゃありませんか。何が記憶がない、何が忘れたですか。それは忘れたんじゃないんですよ、隠しているだけじゃありませんか。